Published On: 2020-12-02|Last Updated: 2020-12-12|Categories: Gadget, HDD, Storage Device|

これを購入した。チップ抵抗を除去したり交換すると USB PD の出力電圧を変更できるというもの。YZX Studio の ZYPDCHM というパーツらしいが Web サイトなど公式の情報はないようだ。AliExpress ですら名前では検索に引っ掛からない…

マスキングテープを使いながら四苦八苦したものの、半田を盛って小手先に巻き込む普通のやり方 (多分) で解決した。手持ちの器具ではチップ抵抗の交換は難しいだろう…

テスト用の器具は Inateck CC01001、ノーブランドの USB3-SATA アダプター、その辺に転がっていた廃棄予定の 3.5 インチ HDD を用いた。

1 台目の HDD が故障して認識できなかったり、CC01001 のポート 1 が 12 V 出力に対応していないことに気付かなかったり (ポート 1 では 9 V になった)、トラブルはあったものの CrystalDiskMark 9 times/32GiB で負荷をかけても問題がないことを確認した。ベンチマーク結果は古いせいかひどすぎるので割愛。

今更調べると最近の USB PD の規格では 12 V 出力には対応していないようだ。たまたま CC01001 が後方互換に対応していたため問題なかったらしい。20 V 出力のアダプターなどから降圧する治具を改めて作った方が長く使えるかもしれない。

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