詳細な手順は適切なものを参照すること。
- UpdraftPlus でバックアップを作成する。クラウドやリモートストレージに定期バックアップする設定があれば最新のバックアップファイルを用いても良いし、その場でバックアップを作成した方が早いこともある。バックアップファイルはローカルマシンにダウンロードしておく。
- ローカルマシンの hosts ファイルを編集して古いサイトのドメイン名で移行先のホスティングサービスにアクセスできるようにする。条件が許すのであれば、ここで DNS レコードを変更しても良い。
- 移行先の新しい WordPress サイトを作成する。
- UpdraftPlus Migrator (有料) を新しいサイトにインストールする。$table_prefix がバックアップ元と移行先で異なるときは自動的に移行先に修正してくれる。
- バックアップファイルを移行先のサイトにアップロードする。
- バックアップをリストアする。手順や環境によってはここで移行先が https にリダイレクトされてアクセス不能になるがここでは無視する。
- ローカルマシンの hosts ファイルを元に戻す。
- DNS レコードを移行先のホスティングサービスに変更する。
- SSL 証明書 (Let’s Encrypt) を作成する。
- サーバーの証明書の読み込みを待つ。
- 確認と修正を行う。
9 と 10 の各ステップでそれぞれ 1 時間は覚悟した方が良い。特に 10 の証明書の読み込みは毎回 1 時間待たされる気がする。
UpdraftPlus Migrator を用いたのは単に慣れているからだが、ホスティングサービスが提供する移行ツールも一から開発しているとは思えないのでそれを使えばよかったのかもしれない。