- 予め Windows Update を完了しておく。別のディスクにイメージバックアップできる環境であればバックアップすることを推奨する。
- インターネットから切断する。
- Windowsの設定 → 更新とセキュリティ → ライセンス認証 → Windowsのエディションをアップグレード → プロダクトキーの変更 の順で進む。
- Windows 10 Pro にアップグレードしたいのであれば、VK7JG-NPHTM-C97JM-9MPGT-3V66T を入力し、”次へ” 進む。他のエディションではインストール用のキーが異なる。手持ちが MAK キーの場合は KMS Client Setup Key を一時的に用いる必要があるらしい。
- このときに成功したり失敗したりするが、とにかくある程度処理されているようだったら内部的には進行しているようだ。
- とりあえず Windows を再起動してみる。Windows を再起動すると、機能を追加などというメッセージとともに Windows Update のような画面が表示される。さらに自動的に一回以上の再起動が行われる。
- すべて完了すると元のままの環境で Windows のアップグレードが行われているはずである。
- インターネットへの接続を戻す。
- 3 の手順などで手持ちのプロダクトキーを入力し、認証する。
次のレジストリを適切なものに書き換えるとアップグレードまたは上書きインストールが成功するという情報もある。
Windows Registry Editor Version 5.00
;; この情報は Windows 11 Pro のもの。64-bit と 32-bit で一致しないのはよく分からない。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion]
"EditionID"="Professional"
"ProductName"="Windows 10 Pro"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion]
"EditionID"="Enterprise"
"ProductName"="Windows 10 Enterprise"
この手法ではなんとダウングレードも可能らしい。バックアップを取った上で実行した方が良いだろうが、成功するのであれば覚えておいた方が良いテクニックかもしれない。