Published On: 2020-12-12|Last Updated: 2020-12-12|Categories: WordPress|

コミュニティベースなどで開発されてきたプラグイン等の無償ソフトウェアが買収されてアドウェアなどに変化してしまう事例は過去何度も見られたが、WordPress のプラグイン業界ですら起こってしまうらしい。

WordPress は 2020/12/12 現在の最新バージョン 5.6 でも公式にはダークモードには対応していない。テーマが担当するべき機能という考えのようで、最新の公式テーマ twentytwentyone は対応している。とはいえカラースキーマを閲覧者が切り替えられるようにする機能はおそらくサイト運営者にはそれほど需要はないだろう。

この記事で言及している Dark Mode はサイトの裏の部分、バックエンドをダークモードに対応するものだ。しかしスタイルはプラグイン毎にまちまちでルールも定まっていないため、ユーザーが自分で対応する必要がある、開発者などでないと実用にならないプラグインだと思う。

このプラグインであるが、4.0.0 にアップデートされた際にダークモードとは関係のない機能 (Markdown Editor) が実装されている。買収したと考えられるのは WPPOOLrevision を確認すると author が何度も変わっていて混乱がうかがえる。また wppool の直前に author だった emrikol が抗議している (ref1, ref2)。

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